YONONAKA

うちのアパートの不動産屋の対応にガックリ。全員じゃないけど物の言い方ってあるだろう、と思うのだが。ねちっこいオヤジは苦手な渡部です。

 

最近の国内、国外情勢のニュースを見ていると何だかヤバさが倍増している気がする。フランスに続いて、ベルギーで大規模なテロが起こった。報道されるのは大規模なテロばかりだが、報道されない所でもテロは数え切れない程起きているという。アメリカを始めとした有志連合はテロ壊滅の為に武力を使った報復やらで対応してるとしてるけど、目指すべきはテロリストを生まないような国際社会を作る事だ。苦しみや憎しみから来る連鎖を完全に断ち切る流れを作っていかないと。テロの裏で少なからず金を動かして笑ってる輩もいるだろうから、そいつらの目論みも絶っていかなければならない。日本も安保法制改定が施行となり、集団的自衛権の行使が可能になった。国際的平和の為という名目だが、少なからず後方支援でも1発の弾丸を撃ってしまえば戦争に巻き込まれる可能性は十分に高まる。自国の存立危機事態を理由に他国で武器を使用する。その整合性は一体どこから来る物なのか。抑止力を高めるとしても緊張の糸を強く張るだけで、それがプツリと切れた時の代償はかなり大きくなると思う。その辺の理解し得る政府側がらの説明は未だにないままだ。

米大統領選も共和党ドナルド・トランプの民衆に対する熱狂の生み出し方は異常である。極端な偏見と考えを持つ主導者が民衆に巻き起こしている感じは、ヒトラーが率いたナチスドイツに酷似している。ファシズムが作り出す社会は何のプラスにもならない。北朝鮮は国際社会に対し挑発的な発言を繰り返し、ミサイル発射でも挑発。それに対する米韓合同軍事演習。そして更なる北朝鮮の声明。負のループが始まっている。日本は丁度両国に挟まれた位置にあって、防衛庁は米韓の協力意志を示している様子。作戦計画5015や斬首作戦という不安に謎めく言葉も宙を舞っている。このまま進むと本当に嫌な予感しかしない。常にアンテナを立てていないと、想像し得る事はすぐ近づいて来る。無頓着ではいられない。

 

人間の心なんて弱いもので強い力や欲にすぐ目眩んでしまう。それではいけない。己の都合のいい事ばかり考えてはダメだ。周りにいる地に足踏ん張って頑張っている人たち、不満や不安と戦いながら歯を食いしばって頑張っている人たち、協力を必要としている弱い立場にいる人たち。その人たちの事も真剣に考えて物事は進めていかなければならない。一点の問題にばかり捉えて物事を見てしまうとそこしか見えなくなりがちだ。固執するな。己の軸をしっかり持ち、周りを捉える視野と聞く耳は広く持って、自分の心身は多少削っても、少しでも他人に幸をもたらせるような行動を。

 

人を思う事って大事だぜ。

 

=渡部AL弘道=