牛久

牛久というドキュメンタリー映画を観た。

自国で命の危険に遭い、やっとの思いで日本に逃げてきたのに難民申請を受け入れられず、当事者達が牛久入管で受けた仕打ち。隠しカメラに映された現実、インタビュアーへの直接の訴えが生々しく痛々しい。自分と同じ日本人が彼らに対し酷い事をしている悲しみ。そして憤り。

国会審議の様子も少し映る。「私には関係ないわ。」的な態度を取る法務大臣。眠りこける国会議員。ニタニタ笑っている国会議員。本当に国民の代表か?

カネと利権を欲しいが為に国会議員になった人間はこの世にどの位いるのだろう?選挙で選ぶ側も、真っ当誠実でやる気のある人間を選べるように、心を養わないといけないと再認識した。

多くの人に観られるべき、ストレートなドキュメンタリーだと思う。

 

=渡部アルヲ=